スポーツドクター(ベースボールドクター)

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ベースボールドクターに聞く Q&A

Q.患部は冷やしたほうがよいのか、温めたほうがよいのか。どちらでしょうか?

A.一般的に急性期のものや患部に熱を持っている場合は『冷やす』、慢性的な肩・腰・ひざなどの痛みは温めて血行をよくするのがよいと思います。運動後の代表的なものでは、野球のピッチャーのように、肩・ひじの筋肉が炎症を起こすため、一般的に冷やすのが大切です。

Q.野球肘について教えて下さい。

A.野球肘は小学生から中学生の主にピッチャーによくみられます。この時期は、大人と違い、骨、軟骨の成長が盛んな時期のため、発生しやすい疾患です。投球時や投球後に、ひじが痛く、投球を中止すると痛みがなくなるために、受診が遅くなることがあります。痛みが軽くても、すでに骨・軟骨に異常の出ていることが多いので、できる限り早く整形外科を受診して、正しい判断、治療を受けて下さい。

ベースボールドクターが新聞に掲載されました

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